実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

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年内最後の更新となりました。
本年もMRI語学教育センターをご利用いただきありがとうございました。
今回は、機械翻訳後のポストエディット案件を扱う担当者が執筆いたしました。
当センターは、来年も翻訳業界の潮流に沿った講座運営に努めて参ります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

「人間」とは?

近年の機械翻訳の進歩は目覚ましく、「グーグル翻訳のような」という形容詞が、もはや「けなし文句」として通用しないほどにその精度は上がってきています。

それでもやはり機械翻訳された訳文をそのまま使用できるわけではないため、ある程度の手直しが必要になります。これがポストエディット(PE)と呼ばれる作業です。

社外からPEを案件として受注した場合、「元の訳にどの程度手を加えれば良いか」の目安を示したガイドラインが提供されることが多いのですが、作業者の頭を悩ませる基準の1つに「人間が訳した場合と同等の品質になっていること」というものがあります。

いったい、ここで言う「人間」とは何なのでしょうか。

英文法のキホンを覚えたばかり、将来の展望に夢を膨らます中学生も人間だし、数々の修羅場をくぐり抜けてきた歴戦の猛者とて人間。うっかり文章を丸ごと訳し忘れるのも人間なら、誤訳をするのも人間ではないでしょうか。

そうは言っても、「そんな融通のきかないこと言わないでさ…わかるでしょ?」と行間から忖度を求められるわけなのですが、それは対話の放棄と言えましょう。異なる存在が理解しあうには意思の表現と互いの尊重が不可欠である、と高名な心理学者も言っていたような気がします。

ここはひとつ、「人間」というものについて腰を据えて考えるべきではないでしょうか。そしてさらに人間の理想の営みとは、あるべき姿とは…。

納品後に「人間が訳したように読みやすくないからダメです」なんてふわりとしたお叱りを受けるたびに、こんな詭弁が頭に浮かぶのでした。

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