実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

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10月に入り過ごしやすい気候になってきました。食欲の秋、読書の秋、学習の秋、昔を思い返す秋。何もするにも取り組み易い季節と感じます。
今回は、翻訳業界歴30年以上のベテラン営業担当者が、昔を思い返しながら執筆しました。

とりとめもなく

わたしがこの業界に入った三十数年前はオフィスにパソコンはなく、何百万円もするワープロは今の大型コピー機くらいの大きさで、翻訳原稿は社名入りの400字詰め原稿用紙やレポート用紙に鉛筆と消しゴムを使って書いていました。
インターネットはまだなく、お客様とのやりとりは電話とファックス。納品は原稿用紙を持参、ワープロが出始めると翻訳データをフロッピーディスクに入れて、夕方遅くお客様のところへ届けていました。

社内にはネイティブチェッカーが常に複数名いて、訳者から届けられた原稿用紙に赤ペンでシュシュシュッ、と修正を入れていました。そして疑問点があると、校閲室の部長や次長と必ずディスカッションをします。翻訳の行程管理をするジョブシートには、ディスカッションをした時間を申告する欄もありました。当時はイギリス系のチェッカーが多かったですね。他にも、ペーパーバックを横に、原稿をはすに置いて、中指と薬指の間にペンを挟んでリライトしていたアメリカの青年、いつも他の部分はあまり修正していないのに、部分的にガラッと書き直していたオーストラリアの青年など、とにかく当時は入れ替わり立ち替わりいろいろなネイティブが出入りしていました。

翻訳業界に入る前、洋書輸入販売の会社にいたころ、当時の電子技術の公的研究機関に出入りしていたので、今のAI流行を懐かしく感じます。AI研究は一時挫折してしまったのですが、今度は成功するのでしょうか?でも、最近の研究者の本などを読むと、コンピュータは所詮計算機、シンギュラリティー(AIが発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念)というのですか、それは決して来ないという人もいます。ただAIに人間が取って代わられることは職業によってはあるそうですから、翻訳業界もこれからAIをどう馴らして使ってゆくかが大事だと思っています。

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