実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

実務翻訳のススメ トップへ

  
夏の暑さも少し落ち着いてきたこの頃、学習もはかどる気候でしょうか?!
みなさんの学習を応援する「夏の翻訳キャンペーン」は9月17日までですので、ぜひご活用くださいね。
今回は、元受講生の校閲担当者が、「振り返ると、学習していた頃に分かっていたらよかったなぁ」と思うことについて執筆しました。

添削課題Tips

MRIの通信講座で実務翻訳を勉強した後に校閲業務に就いている現在、添削課題を提出していた頃に分かっていたらよかった、と思うことがいくつかあります。そんなことはとっくに知っていますよ~、ということかもしれませんが、念のため、今現在勉強に励んでいる受講生の方々へお伝えできればと思います。

原文に忠実であることは実務翻訳の第一義ですが、それに加えて、読者が訳文の文章をスムーズに理解できることも重要です。例えば、英日の訳文で、読点が多すぎると文章の流れが分断され、読み手の読解を妨げることがあります。日英の訳文でも、英文の構成によっては曖昧さが生じて、読み手の理解を停滞させることがあります。
では、文章の流れを確認するにはどうしたらよいでしょうか?
読む側になったつもりで、課題提出前に自分の訳文を声に出して読んでみてはいかがでしょうか。訳文が完成すると、回答はそれ一つしかないという気持ちになりますが、ちょっと引いて他人の目で読むと、文章が整えられてよりよい訳文になるかもしれません。

また、自分が訳した訳語を再確認することも重要です。英日の場合、1つの英単語を日本語にする時に、Wordで複数出てくる漢字変換候補から正しい定訳語を選択しているか(例えば、医薬系分野で原語“sign”の日語訳は“徴候”ですが、“兆候”を選んでしまうことがよくあります)、また、1つの原語が繰り返し出てきた時に同じ訳語を統一して使えているかも、うっかりしていると見落としがちです。
日英の場合、Word文書であれば、校閲タブのスペルチェックを行うこともお勧めです。自分で何回チェックしても見落としていたスペルミスや文章の揺れを指摘してくれます。

その他にも、原文中の数字や単位が正しく訳文に反映されているか再確認する、一般的に定訳とされている訳語をインターネットで探し出すなど、細かいポイントですが、案外見落としがちで、これがクリアできれば添削課題合格点に繋がるかもしれません。

いつの日か、実務翻訳家となられた皆さまの翻訳を校閲者として拝見できる日を楽しみにしています!

list page 

資料請求・お問い合わせ・
お申し込み

フリーダイアル

資料請求・お問い合わせ
受講お申し込み

翻訳能力診断テスト

翻訳家になるための お得なパックコース

映像講座

ポストエディット講座

英語 表現辞典

受講料の1%がワクチンに。

映像講座 基礎から学ぶ実務翻訳(英→日)のイメージ

英文法大全

翻訳事業部

MRI語学教育センター on Twitter

PageTop