実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

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8月に入り、日本列島は夏真っ盛りですね。
涼しい季節を待つように、コーディネーターもあなたを待っている?!
今回は、翻訳コーディネーターが「翻訳者に個性は必要か?」というテーマで執筆いたしました。

翻訳者に個性は必要か?

「実務翻訳に個性は要らない」。
翻訳コーディネーターとして日々仕事をする中、この言葉は正しくもあり、必ずしもそうとは言い切れないと思っています。

冒頭の言葉は、とある翻訳学校の説明会で聞いた言葉です。実務翻訳で求められるのは、原文の意味を正しく伝えることとされています。誰が読んでも正しく理解できる訳文であることは大切です。特に技術や法務の分野など、ある程度「型」のある文書の場合、表現にこだわった個性的な訳文を作ることよりも原文に忠実な訳文を作ることが重要だと言えます。

しかし、翻訳コーディネーターとして翻訳者の方々と接する中で私が感じたことは、皆さんそれぞれ個性的だということ。文末表現やレイアウトなど、内容から見た目まで、文書を見ても十人十色の個性があります。更には、依頼メールへの返信(タイミングや文章内容)、電話でのお話、納期への対応など、納品物以外からもさまざまな印象を受けます。翻訳コーディネーターはこれらの印象もすべてふまえて、「この案件はあの翻訳者さんに、このぐらいの納期でお願いしよう」と打診先を決めていることが多いようです(もちろん、案件ごとに求められる条件に対応できる翻訳者であることは必須です)。

翻訳者に個性は必要か?という問いの前に、翻訳のプロセスの中では、それぞれの翻訳者さんのそれぞれの個性がどうしてもにじみ出てくるものだと私は考えています。そして翻訳コーディネーターはその個性を捉え、活かそうとしています。「いい翻訳者」の一般論はあるかもしれませんが、絶対の答えはありません。なぜなら、翻訳コーディネーターにもクライアントにも、そして案件にも個性があるからです。そんな中、頼りにしている翻訳者さん、なんとなく息の合う翻訳者さんがどんなコーディネーターにもいるはずで、また、そんな翻訳者さんを私たちは常に求めています。翻訳者の方々、翻訳者を目指している方々が、自分の「個性」を活かしてくれるコーディネーターや案件と多く出会えるよう祈っています。きっと誰かがあなたを待っています。

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