実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

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足早に5月が過ぎ去り、上半期も残り僅かとなりました。
梅雨入りしましたが、東京では気持ちがいい晴天が続いています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、「算用数字」について、翻訳の営業担当者が執筆しました!

算用数字のおとしあな

私、専らの旅行好きでございます。
海外旅行に行っていつもありがたみを感じるのはなんと言っても算用数字。くねくねのタイ語でもちょんちょん記号ばかりのベトナム語でも、算用数字を見つければ最低限いくら払えばいいのか、何番のバスに乗ればいいのかくらいはわかります。
算用数字ってすばらしい!算用数字バンザイ!!…と思っていました、この業界に入るまでは。

ある時多言語翻訳(英語・韓国語・中国語)で依頼を受けた案件で、納品後にお客様からこんな質問をいただきました。
「中国語・韓国語では日付の表記が3/6となっているのに、なぜ英語だけMarch 6thになるのでしょうか?出来れば表記をそろえたいのですが、英語も3/6とすると問題ありますか?」
早速ネイティブチェッカーさんに確認してみると、同じ英語圏でもアメリカでは月/日、イギリスでは日/月と表記の順番が異なるので、混乱が生じないように“March 6th”を使用する方が良いとのこと。なるほど、かえって数字表記が誤解を招くこともあるのですね。

また、ある時はレポートの英訳でこんなリクエストをいただきました。
「本文中に~万kWという単位が出てきますが、英語ではGW(ギガワット)を使用してください。同じように~億kWはTW(テラワット)を使用してください。それに伴ってグラフの単位も変えてください。」
…てらわっと、ぎがわっと、ですか、そうですか。それで?ここのグラフの数字のゼロを?2個とる?…そうですか。

こうなってくると営業側もきちんと理解できていなければ翻訳者さんまで正しい指示が伝わりませんので責任重大です。
今まで翻訳対象外と思っていた算用数字たちが急に怪しく思えてきて、発注時に悩むこともしばしばあります。

ちなみに私が見逃してしまっていると、ベテランの翻訳者さんの中には、「~万キロリットルのところはML(ミリオンリットル)に直した方がよいですか?」などと作業中に提案してくださる方もいらっしゃって、そういったご指摘は本当にありがたいものです。
翻訳者を目指す皆様、ぜひ案件をお引き受け頂く際には、算用数字も見逃さず翻訳対象としてチェックして頂けますと、とってもとっても(私が)助かります!!!

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