実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて翻訳にまつわる各職種担当者からのミニコラム「実務翻訳のススメ」第33弾。
今回は、校閲の担当者が執筆いたしました。

人間の矜持

まったくのヘボであるが、私は将棋を指す。
弊社は千駄ヶ谷にあり、かの将棋会館が近い。
ご高名な棋士のお姿を何度か拝見したこともある。

プロの将棋棋士たちは、まごうかたなき「天才集団」である。
かなり強い大人の指し手を相手に、二枚落ち(飛車と角行なしで戦うこと)で負かすような子供たちが全国から集まり、さらにしのぎを削って、うちほんのひと握りだけがようやくプロになれる。それはもう、とんでもない世界なのだ。

その頂点に君臨しているのが、「名人」である。
そうしてその名人が、遂にAIに負けた。

そう、人工知能の進化は、まさに押し寄せる波となって、我々の脳髄を脅かしている。

例えば十数年前、将棋でプロ棋士が、ましてやかの名人がAIにひれ伏すと、いったい誰が予想しただろうか……。

そうしてこの脅威は、間違いなく、翻訳の世界にも押し寄せてきている確かな波である。

けだし、今後は「人間にしかできない翻訳」をできる翻訳者以外は、淘汰されてゆくだろう。

だが、一方でこうも思う……。

頭に「Artificial」とあるかぎり、所詮は「模造品」であり「つくりもの」ではなかろうか。

近未来におき。
AIは、小説を構築できるだろうか?
AIは、詩を紡げるだろうか?

いずれ人は、「人にのみできること」だけを、厳しく自問し、追求せねばならないだろう。

情緒こそがすべてだと、私個人は思っている。
最後に残るのは、きっと情緒だけ……。

人よ、永遠に負けることなかれ。

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