実務翻訳のススメ



このコーナーでは、翻訳に関するコラムや、受講生からの質問など、実務翻訳のスキルアップにつながる内容をお届けしてしています。

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毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?!
翻訳にまつわる各職種担当者からのミニコラム「実務翻訳のススメ」第27弾。
今回は、コーディネーターの担当者が執筆いたしました!

くびたけなる想像力

翻訳者を目指そう。
そんな思いを秘めた方であれば、日々辞書とにらめっこをしているのではないでしょうか。
英和・和英・英英…何が何だか、もう英語は懲り懲りです、という時。
モノは試しに、広辞苑を開いてみるのはいかがでしょうか。
結局、辞書。またしても、辞書。
むしろ、どしんとずしんと、一層重たくなってしまいますが、
人生嫌気がさす瞬間も、なかなかオツなものです。

最近、「なるほどね」という感嘆が、思わず口を衝いて出た言葉を一つ。
【くびたけ】(くびったけ、とも言いますね)
昨今、フィクションの世界でもなかなか耳にしませんが、
とは言え、世の中の片隅でひっそりと呼吸をしている言葉。
実は、夢中になった人や物への思いに首までどっぷり浸かった様、
感情が足元から首の高さまで積もっている、という状態を指しているのだそうです。
単に私が知らなかっただけ、ということでしたら甚だ恥ずかしい訳ですが、
今の私の仕事に少々通じるものがありましたので、どことなく印象に残りました。

それにしても、首までどっぷり浸かってしまっては、さぞかし身動きが取りづらいでしょうね。
どことなくおめでたい雰囲気さえある【くびたけ】ですが、実はその真逆の言葉なのかもしれません。
斯くいう私の仕事も、そのような状況になりがちです。
翻訳者の皆さま、営業、校閲…四方八方あらゆる方とのやり取りは、
時に思わぬ方向へ走り出すこともありますので、いつの間にやら【くびたけ】まっしぐらな日々です。
でもその分、頭の中ならいくらでも稼働できますので、あらゆる方向に想像力を働かせて、
どうにかこうにか最良のコーディネーションを選択するのも、なかなかオツなものです。

ですので、翻訳者を目指す皆さまも、原稿や辞書にどうにも【くびたけ】な時は、
頭の中の想像を存分に膨らませてみる、というのも一つの手なのではないでしょうか。
いつ、どこで、どんな人が、この翻訳を必要としているのか。
そんなちょっとしたことを想像してみるだけでも、何かしらの突破口を見出せるかもしれません。
むしろ、そんな想像の繰り返しこそが、翻訳の土台になるのかもしれません。
何が何だか苦しそうな、はたと気づけば嫌気がさしそうな【くびたけ】。
でも、苦しそうだからこそ、嫌気がさしそうだからこそ、たぶん誰しもに必要で、
たぶんどことなくオツなのだと思っています。

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